喘息は治りますか、体質改善できるんですか?

通常、子供の喘息は7割以上が思春期までに軽減しますが、大人では、年配の人ほど治りにくく、慢性気管支炎や肺気腫状態になってしまうと、一生涯上手に付き合うしかないと言われます。

喘息が長引きやすい人は、共通して冷え症だったり、胃腸虚弱だったりします。そういう人は夕食を食べ過ぎると、夜半に喘息発作が重くなります。胃腸と気管は発生学的に同じグループから出来ています。
重症の喘息の人は、腸液の分泌調節をする遺伝子が気管で発現して働いてしまっていることが数年前に発見されました。つまり、胃腸の分泌調整をする薬物が重症の喘息の治療に使えるかもしれないという発見です。

古来から漢方では「痰は胃で作られて肺にたまる」といい、痰の多い喘息には胃腸を丈夫にする処方が有効であることを経験的に知っていました。小青竜湯や麦門冬湯などが胃腸と肺に同時に作用する代表的な処方です。

従って漢方的な医食同源の考え方で、胃腸を丈夫ににて、体の冷えを取り除く工夫を根気よく続けることによって、喘息の体質を改善することが可能です。