日本の和の心で漢方医学と西洋医学の長所を生かすクリニックです

乳幼児からご高齢の方まで年齢性別を問わず、軽い体調不良から難病まで、健康レベルを高める漢方医学と病気に立ち向かう西洋医学を、どちらも同じように重視した診療を心掛けています。 ご興味のある方は『病気と健康の話』『漢方の真髄と病気克服の秘訣』『こどもの育児、発達、病気について』などクリックしてお読みください。

当院の診療に対する考え

 西洋医学は病気を追求して病源を取り除く医学で、漢方医学は健康を追求して自然治癒力を高める医学です。
 一人の同じ医師が、西洋医学と漢方医学を車の両輪のように同時に扱える医療制度があるのは日本だけです。

 当院では西洋医学の診断と治療を優先すべきと考えます。なぜなら、漢方医学だけでは、心身のアンバランスは改善できても、アンバランスの真の原因となる病気を見落とす可能性があるからです。
 漢方医学は人の心身のアンバランスを全体的に診て治療方針を決めるので、様々な臨床検査を全くしなくても、処方ができます。したがって、最悪の場合、癌などの病気が隠れていても、早期発見できず、手遅れになる可能性があります。
 ですから、まず西洋医学的な検査、診断をしっかり受けてからでないと、安心して漢方治療が続けられないのです。

 当院が重視している漢方医学は、個々の病人を様々な尺度を用いて健康状態のアンバランスを診て、健康レベルを高めることを得意としています。2000年を経て歴史的に淘汰されてきた実効性(エビデンス)のある診断と治療を行う医療ですから、方証相対と言って、漢方薬と体の不調がぴったりと対応すれば、数日で改善することもあります。

 また漢方薬は、草根木皮石などの天然素材でできていて、その素材の多くは食品やスパイスとしても使用されているものです。
 さらに漢方の診断と治療は、陰陽五行太極論という拮抗循環システム論をベースにして、『心身一如』、つまり精神と肉体を陰陽一体の太極として治療できるというメリットがあります。慢性病で体が疲れて心まで落ち込んだときにも、逆に心のストレスから体調不良になったときにも、どちらにも対応できるのが漢方医学の大きなメリットなのです。

 西洋医学では病気を取り除ければ治療が終わります。さらに漢方医学を追加して健康レベルを高めれば、病気の悪化を防いで早く治せたり、再発、再燃を減らすことができます。つまり、漢方医学は全ての人に適用できるのです。

 当院では、近隣の病院と連携して西洋医学の診断・治療を行いながら、そこに漢方医学の自然治癒力を高める治療、養生(食事指導)などを組み合わせて、より良い医療と健康を提供したいと願っています。

当院の専門・得意とする疾患

西洋医学は病気を取り除くことを主とする医療で、各臓器別、分野別に専門医がいます。
漢方医学は健康を取り戻そうとする医療で、病人の精神と肉体を一体のものとして全身のバランスを診るので、西洋医のような臓器分野別の対応は得意ではありません。

私の西洋医学の専門は、小児科(専門医、指導医)と小児神経科(専門医)です。
 私は漢方医学の専門医でもありますが、その基礎を医学生時代に、漢方専門薬局で、生薬や煎じ薬に直接触れながら、その店主であり日本漢方協会理事の根本光人先生、そのご子息、横浜薬科大学教授の根本幸夫先生から漢方の古典、傷寒論、金匱要略、素問を学びました。
 漢方医学は小児科医になる前から学んでいたので、大人も子どもも区別せず漢方診療ができます

小児科医は、小児だけでなく家族も同時に診る総合診療医でもあるので、 軽症であれば年齢を問わず診療しています。 西洋医学の専門性を必要とする場合は、近隣の専門病院に紹介しています。

1.小児では、花粉症、喘息、アトピー、アレルギー、慢性鼻炎、慢性胃腸炎、便秘、てんかん、自閉スペクトラム症や注意欠如多動症などの神経発達症など、西洋と漢方を併せた診療と、乳幼児からの漢方による体質改善を行っています。

2.思春期では  (精神科・心療内科ではないので) 思春期特有の精神的問題に関する診療・カウンセリングはできません。漢方医学は『心身一如』で、精神と肉体を区別しませんから、漢方で肉体を元気にすると精神も元気になるため、思春期の体調不良・不定愁訴を漢方治療しています。

3.成人では、高血圧、低血圧、動脈硬化、肝臓、糖尿病、過敏性腸症候群、慢性呼吸器疾患、アトピー、アレルギ-疾患など、西洋と漢方を併せた診療と、漢方による体質改善を行っています。

4.神経疾患は年齢を問わず、頭痛、肩こり、めまい、神経痛、手の震え、てんかんなどを診ていますが、精神科(心療内科)ではないので、カウンセリング・心理療法はしていません。

5.婦人科の漢方診療として、不妊症治療の漢方サポート、月経異常、冷え症、貧血、めまいなどの体調不良、 血の道症、更年期症候群を診ています。

6.皮膚は内臓の鏡なので、皮膚科の治療を漢方でサポートする治療をしています。ニキビ、シミ、アトピー、円形脱毛症、尋常性乾癬などを診療しています。

7.夏バテや季節の変わり目の体調不良、慢性疲労症候群、新型コロナ感染後遺症など、病気と言えない体調不良も、漢方の得意分野です。

他の病院で専門性の高い治療を受けながら、その病院の医師の了解を得た上で、漢方診療を併用していらっしゃる方もおられます。

保険診療以外のサービス、健診、診断書、ワクチンなど

1.当院では、保険診療以外に、乳幼児健診、市町村の行う各種健診医療相談を行っています。
医師意見書や主治医意見書、障害者年金診断書など、診療に伴う公的文書作成もお受けしております。

2.全てのワクチンは、季節性で需要の多いインフルエンザワクチン(予約不要)を除いて、全て電話か受付窓口のみで予約してください。
ワクチンは一旦、納入されると返品できないので、予約を受けてから発注いたします。したがって予約後の日程変更以外のキャンセルはご遠慮ください。どうしてもキャンセルされる場合は実費を請求させていただきます。

国の施策であるコロナウイルスワクチンの成人と5才以上の小児だけはWeb予約できますが、乳幼児のコロナワクチンと、蛋白組み替えワクチンであるノババックスだけは、電話と受付窓口のみで予約を受け付けております。

当クリニックの基本情報とご案内

名称
つちうら東口クリニック
院長
川嶋 浩一郎(ペンネーム 川嶋 健吾)
所在地
〒300-0035
茨城県土浦市有明町2-31 関鉄土浦ビル4階
交通アクセスはこちらをご覧ください。
連絡先
電話:029-825-7880、FAX:029-825-7888
またはお問合せフォームをご利用下さい。
診療科目
漢方内科、小児科、アレルギー科、神経内科
診療受付時間
午前 9:30~13:00 午後 15:00~18:00
土曜 9:30~15:00
詳しくはページ末尾をご参照ください。
診療予約
24時間自動予約インターネット受付、または音声案内プッシュホン予約をご利用下さい。
予防接種は摂取希望の3日前までに電話でご連絡ください。
急患は予約枠と別に対応しますので、必ず受付にお伝えください。
休診日
水曜・日曜・祝日
入院設備
入院設備なし、点滴用ベッド2台、処置ベッド1台
その他
アレルギー検査、呼吸機能検査、X線診断、動脈硬化測定、自律神経・脳波測定、心電図・脈波測定、無散瞳眼底カメラ、骨塩量測定、随時可。
医療機能情報
 
当医療機関は医療機能情報提供制度に基づく医療機能情報を公表しています。
医療機能情報はこちらです。

 

土浦駅東口と関鉄土浦ビル(右奥)

土浦駅東口と関鉄土浦ビル(右奥)

関鉄土浦ビル入口

関鉄土浦ビル入口

関鉄土浦ビル4階クリニック入口

関鉄土浦ビル4階クリニック入口

受付外観

受付外観

院内・診療設備

心電図・血圧脈波測定装置
 動脈硬化が5分で簡単に測定できます。
高血圧、糖尿病、高脂血症では動脈硬化の治療経過が一目でわかると好評です。

オート撮影・無散瞳眼底カメラ
 瞳を広げるお薬なしで、自動的に眼底血管が撮影できるカメラで、動脈硬化や血管へのコレステロールの沈着状態を見ることができます。

デジタル脳波計
 自動測定、電子記録、自動スパイク解析機能があり、診察室の画面で、患者様と一緒に脳波を確認でき、過去の脳波と比較もできます。

感染予防設備
 業務用高濃度プラズマクラスター発生装置3台、大型加湿空気清浄機プラズマクラスター付き3台、次亜塩素酸水超音波噴霧器エコルQOL2⇒4台、ジアイーノF-MV4100(水と塩を電気分解して次亜塩素酸水を生成して空間除菌)2⇒4台、計14台で、院内の床や壁に付着したり、室内に浮遊したりする雑菌、ウイルス飛沫・エアゾル、花粉などを常時除菌し、不活化して、院内感染予防と清浄化につとめています。

受付・奥の待合スペース

受付・奥の待合スペース

心電図血圧脈波(動脈硬化)測定装置

心電図血圧脈波(動脈硬化)測定装置

オート撮影・無散瞳眼底カメラ

オート撮影・無散瞳眼底カメラ

デジタル脳波計

デジタル脳波計

交通案内

アクセス
JR常磐線 土浦駅 東口(霞ヶ浦方面)左階段(タクシー乗り場へ)を降りた左脇にあるローソンの隣、6階建てビル(関鉄土浦ビル)の4階です。

駐車場
車は土浦駅東口南側の JR貨物ヤードに隣接したF開発駐車場(平面駐車場)か、 土浦駅東口北側のタイムズ土浦市駅東駐車場(立体駐車場)をご利用ください。駐車券をお渡しします。