漢方294処方生薬解説 その基礎から運用まで 根本幸夫監修、共著
出版年月:2016/9
漢方294処方に使われるすべての生薬を徹底解説!
漢方概論、漢方理論もやさしく学べる!
本書は、今日の日本における漢方の規準である「一般用漢方294処方」を構成するすべての生薬について、第十七改正日本薬局方と日本薬局方外生薬規格2015の内容を反映して、詳細に解説しています。
【特徴】
① 現在日本で流通する生薬に基づき、基原・産地・選品を明らかにした
② 効能および用途、引用文献については、古方派・後世派・折衷派・中医学派に偏らない編纂に努めた
③ 漢方理論と注釈については、原意を損ねないぎりぎりのところでできるだけ平易に表現した
④ 2000年にわたる時間の推移により、時代によって意味の変わったものについても、日本漢方と中医学の概念の違いについてできるだけ解説した
⑤ 時代によって変わった薬能の考え方があるものについてもできるだけ明示した
⑥ 処方構成の基礎となる二味の薬物配合については配合応用として記述した