泌尿器疾患に効く漢方 菅谷公男、川嶋健吾 共著

泌尿器疾患に効く漢方 菅谷公男、川嶋健吾 共著

出版年月:2016/7
漢方診療を志す泌尿器科医はもとより、泌尿器科系診療に携わる医師の方々にも
ご一読いただきたい一冊。漢方の基礎から臨床応用までを西洋医学と並行して
詳解します。主に西洋医学の部分を菅谷先生が担当し、漢方医学の部分を川嶋院長が担当しました。

第1章 漢方医学と西洋医学が共存する新たな医療の時代
1.漢方医学を扱うメリット
2.漢方は西洋医学のエビデンスの背景を考える医学
3.西洋医学と漢方医学を共存させる根拠となる標本同治
4.漢方医学の根幹となるシステム論の基本的な考え方
5.漢方医学が考える病気の概念
6.漢方薬の特徴
7.漢方薬の効果と副作用
8.甘草の効果と副作用
9.臨床にすぐに役立つ漢方医学の学び方
10.漢方医学と西洋医学の着眼点の相違

第2章 漢方医学の基本
1.太極,陰陽,気血水,五行
2.臨床で実証されている漢方医学の重要な基本法則
3.漢方の証
 1)証は一つではない
 2)虚証と実証
 3)日本漢方の証「方証相対」と中医学の証「弁証論治」
 4)証を把握する診断技術について
 推薦図書
4.漢方における腎の概念と八味地黄丸

第3章 泌尿器科領域の漢方薬適応疾患
1.夜尿症
  病態
  治療
   生活指導 理学療法 手術療法 通常の薬物療法 漢方薬による薬物療法
   治療上のアドバイス
2.膀胱炎
  症状と診断
  薬物治療
   漢方薬による薬物療法
  治療上のアドバイス
3.過活動膀胱
  病態
  症状と診断
  治療
   理学療法 薬物療法 漢方薬による薬物療法
  治療上のアドバイス
4.腹圧性尿失禁
  病態
  症状と診断
  治療
   理学療法 薬物療法 漢方薬による薬物療法 手術療法
  治療上のアドバイス
5.前立腺肥大症
  病態
  症状と診断
  治療
   薬物療法 漢方薬による薬物療法  漢方薬と通常治療薬の併用に関する考え方
   手術療法
  治療上のアドバイス
6.前立腺炎
  病態と診断
  治療
   一般的薬物療法 漢方薬による薬物療法
  治療上のアドバイス
7.精巣上体炎
  治療
  治療上のアドバイス
8.陰嚢水腫
  治療
  治療上のアドバイス
9.腎結石症・尿管結石症
  治療
  治療上のアドバイス
10.勃起障害
  診断
  治療
  治療上のアドバイス

第4章 主要な頻用処方の適応ポイント(科学的エビデンスを含む処方解説と類似処方の鑑別ポイント)
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
 適応疾患
 処方構成
 証のポイントと症状(理論:気血水論)
 目標となる症状
 月経痛・月経不順における他の処方との証の鑑別
 桂枝茯苓丸の科学的エビデンス
五淋散(ごりんさん)
 適応疾患
 処方構成
 証のポイントと症状(理論:気血水論)
 目標となる症状
 膀胱炎における他の処方との証の鑑別
猪苓湯(ちょれいとう)
 適応疾患
 処方構成
 証のポイントと症状(理論:気血水論)
 目標となる症状
 尿路結石における他の処方との証の鑑別
 結石の疼痛緩和
 猪苓湯の科学的エビデンス
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
 適用疾患
 処方構成
 証のポイントと症状(理論:臓腑経絡論)
 目標となる症状
 「疲労倦怠」における他の処方との証の鑑別
 補中益気湯の科学的エビデンス
小建中湯(しょうけんちゅうとう)
 適用疾患
 処方構成
 証のポイントと症状(理論:気血水論,臓腑経絡論)
 目標となる症状
 小児の虚弱体質における他の処方との証の鑑別
八味地黄丸(はちみじおうがん)
 適用疾患
 処方構成
 証のポイントと症状(理論:臓腑経絡論)
 目標となる症状
 糖尿病における他の処方との証の鑑別
 八味地黄丸の科学的エビデンス
 八味地黄丸の医療用製剤について
清心蓮子飲(せいしんれんしいん)
 適用疾患
 処方構成
 証のポイントと症状(理論:臓腑経絡論)
 目標となる症状
 排尿障害における他の処方との証の鑑別
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
 適用疾患
 処方構成
 証のポイントと症状(理論:三陰三陽論)
 目標となる症状
 こむら返り,足のつりにおける他の処方との証の鑑別
 芍薬甘草湯の科学的エビデンス
 芍薬甘草湯を長期に安全に使用するための一考察

第5章 漢方薬の疑問点・問題点(次の一歩を踏み出すために)
 1.漢方薬を選択するうえでの疑問点・問題点
 2.漢方薬を処方するうえでの疑問点・問題点
 3.漢方薬を内服するうえでの疑問点・問題点

附録表
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