海水温上昇による湿邪・水毒を漢方で予防(令和元年8月)

八月は「葉月」、今日八月八日は立秋、二十三日には処暑となり、暦の上では残暑で夏が終わる頃ですが、現実的には酷暑というべき酷い暑さですね。

地球の温暖化も今までは海水が熱を吸収して、それほど熱くなることは無かったのですが、海が熱を吸収できる余力が無くなりつつあり、海水温がどんどん上昇して、膨大な水蒸気が大気中に溢れてしまっているために、夏には巨大台風が、冬には豪雪が、連続で発生しています。

日本は四方を海に囲まれた海洋国ですから、海水の水蒸気、湿気の影響をもろに受ける国柄です。漢方的には水毒と言います。手足や体が怠くなりやすく、頭痛やめまいが増え、冷房病や冷蔵庫病(冷たい物の食べ過ぎ飲み過ぎ)で体調を崩しやすい時期が続きます。漢方で胃腸を丈夫にすれば水毒が予防できますよ。

漢方薬で対応可能ですから、酷くならないうちにご相談くださいね。