#16682 返信

けんご(院長)
キーマスター

専門病院で減感作を行っていただいているのですね。良かったですね。
ご質問の非特異的IgEですが、参考基準値というものは、正常と思われる状況の子どものIgE値を集計して95%内に入る境界値の上限が1~3歳で29.99ということですので、この値より高くても正常と判断できる子が2.5%は居るということです。
この値は、過去にIgEが増加するような状況があった事を示しているだけで、現在もアレルギーが強いかどうかは、他の状況を含めて総合的に判断されるものです。
現在、安定しているのであれば、それ以上増える可能性は少ないのではないでしょうか。
以前にもお伝えしたかもしれませんが、アレルギーは腸の慢性炎症を起こしやすい状況を起こさないように、食物線維の多い食事に心がけて、腸内の酪酸菌を増やして、制御性T細胞という免疫の暴走を止める細胞を増やす工夫を続けていればアトピーになるリスクを減らすことができます。余り細かいことを気にしないで、温野菜が常にいっぱいある食卓にしていれば大丈夫だと思います。