今年は丙午で西洋と漢方医学を活用(令和8年1月)

令和八年、明けましておめでとうございます
旧年中はお世話になり誠にありがとうございました
本年は五日月曜日から診療を開始いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします
今年は「丙午(ひのえうま)」の年、天干(天から降り注ぐエネルギー)の「丙」は火の陽気で、地支(大地から湧き上がるエネルギー)の「午」の元字は「仵」で「つきあたる・ならぶという意味があり、植物の成長が極限に達して実を結ぶ準備に入る状態」を意味するそうです。気学の常位盤で午の方位は南の離火なので、すべてを明らかにして悪いものと離別する働きもあります。ですから丙午とは、太陽のような情熱(丙)をもって、良いものを残して悪いものを手放し(離)、全てを明確にして成長が極まり成熟へ転じる年と言えます。
悪いものを発見して取り除くのが西洋医学で、良いものを残して補強するのが漢方医学です。病気とは自分の体内に地震や火事が起きたようなものです。これに対する初期対応は、救急隊や消防隊の緊急出動で発災状態を速やかに軽減する必要があり、総動員でがれきを除き、火を消しにかかります。これが西洋医学です。つまり病気そのものに直接的に対処できるのが西洋医学ですが、それぞれの病気に特有の対処法があるので、対処法が充分に確立できていない疾患も少なくないのが現状です。
一方の漢方医学は、発災後の被災地や火事場の焼け跡をいかに早く復興させるか、ヒトの持っている健康維持・回復機能の不足を補って、その機能を著しく高めることができるので、西洋医学で治療法の不明な疾患であっても、ヒトの健康維持・回復力に対して治療をするので、あらゆる健康の不調に何らかの対応できます。漢方医学には、火事の焼け跡の機能不全の復興を促進するメディカル漢方(医療用漢方)と、火事にならないように予防するプライマリケア漢方(薬局漢方)があり、当院では、両方の漢方の利点を生かした診療を行っていますので、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。